9月17日(木)『資源作物によるカーボンマイナスシンポジウム2020』ご案内
『資源作物によるカーボンマイナスシンポジウム2020』
〜withコロナ期における食料とエネルギ-の同時的生産とカ-ボンマイナスへの道筋〜
日時:2020年9月17日(木) 13:30〜16:30 ※受付開始13:00〜
会場: ギンザシックス THE GRAND GINZA「MULTIPLE HALL」
(東京都中央区銀座六丁目10番1号 GINZA SIX 13階)
https://www.grandginza.com/access/
定員:40名 入場料:2,000円(税込) ※シンポジウムに参加するためには、メール・FAXでの参加申込が必要です。
主催:一般社団法人アグリデザイン研究所
※本シンポジウムは、オンライン配信も予定しております。詳細に関しては、本サイト上で後日ご案内をいたします。
開催趣旨
コロナによって、世界的リスクが現実となり、措置の遅れが大きな経済損失につながることを痛感させられました。環境負荷が、病原の変化を加速させ、パンデミック多発に関係するとすれば、温暖化対策はコロナ復興の中で重要度を増します。
SDGsの目標2,7および13に関係するグリ-ンアジェンダに対し醸成された課題解決の気運は、環境に配慮する考えや行動が競争力となったり、国内では多くの自治体がゼロカーボンを宣言する状況を生んでいます。問題は、コロナで疲弊した経済状況と残された時間の中で、数値目標に対峙した確実性と実効性のある温室効果ガス削減の道筋を示せるか否かです。今回、環境改善と食料生産の共存を開発コンセプトとする新規作物エリアンサスの利用を一事例として、二酸化炭素削減の可能性や地域社会の持続性に対する貢献さらには事業化に対する制度的課題について、先進事例を紹介しながら、議論したいと思います。
ご関心をお持ちの多くの方々のご参加をお待ちしています。
プログラム
13:00〜13:30 受付
13:30〜16:30 【挨拶・活動紹介】
我有 満(アグリデザイン研究所理事)
演題:エリアンサスの潜在力と新規事業紹介
【基調講演】
杉本 明(サトウキビコンサルタント)
演題:温故知新!新たな適地適作
【講演】
菊池 康紀(東京大学未来ビジョン研究センター 准教授)
演題:地域資源とライフサイクル思考
山形 与志樹 (地球環境研究センター 主席研究員) ※リモート参加
演題:バイオマスCCSの可能性と限界
【休憩】
【トークセッション】
〜<先進事例の紹介>波崎未来エネルギーの展開、大熊町の栽培実証など〜
遠藤 道章(一般社団法人波崎未来エネルギー 理事)
我有 満(アグリデザイン研究所 理事)
杉本 明(サトウキビコンサルタント)
【挨拶・活動紹介】
我有 満
アグリデザイン研究所理事
1979年九州大学農学部(育種学専攻)卒 1980年農林水産省北海道農業試験場採用 北海道農業研究センタ-マメ科牧草育種研究室長、長野県畜産試験場ソルガム育種指定試験地主任、九州沖縄農業研究センタ-牧草育種研究室長、農研機構中課題「源作物生産」プロジェクトリ-ダ-などを歴任 日本草地学会賞、北農賞などを受賞
演題:エリアンサスの潜在力と新規事業紹介
【基調講演】
杉本 明
サトウキビコンサルタント
1975年:東教大修士(育林学)修了後、沖縄県八重山支庁農林水産課(パイナップル行政事務)を経て、1979年:農業試験場八重山支場(サトウキビ栽培研究)。以降、熱研センター沖縄支所、九州農試さとうきび育種研究室長、同作物機能開発部長、国際農研センター熱帯育種素材研究管理担当等を経て定年退職。熱帯農業学会学術賞、文部科学大臣表彰技術賞、人事院総裁賞(共同受賞代表)、タイ農業局長感謝表彰等受賞。
演題:「水の世紀」「農の世紀」「環境の世紀」そして「技術の世紀」
【講演】
菊池 康紀
東京大学未来ビジョン研究センタ-准教授
2009年 東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻 博士課程修了 博士 (工学)、2019年4月より、現職 東京大学未来ビジョン研究センター准教授。東京大学「プラチナ社会」総括寄付講座の代表を兼務、工学系研究科化学システム工学専攻にて研究室を運営。専門はプロセスシステム工学、化学システム工学。日本LCA学会および化学工学会から研究奨励賞、生物工学会から生物工学技術賞を受賞。World Cultural CouncilよりSpecial Recognitionsに選ばれており、地域における新規な技術システムの導入を産学公の協創にて推進している。
演題:地域資源とライフサイクル思考
山形 与志樹 ※リモート参加
地球環境研究センタ- 主席研究員
1985年、東京大学・教養学部卒業(学術博士)。現在、国立環境研究所・地球環境研究センター・主席研究員として、地球温暖化対策研究に取り組む。国際学術プログラムFuture Earth グローバル・カーボン・プロジェクト(GCP)の国際オフィス代表をつとめるとともに、20年近くIPCC、IPBES等の各種報告書の執筆に参加、次の第6次報告書では、第3WG(緩和対策)の代表執筆者(LA)に就任。
演題:バイオマスCCSの可能性と限界
参加申し込み・お問い合わせ
お申し込みを希望の方は、下記項目を明記の上、メールもしくはFAXにてご応募ください。
尚、定員先着順になっておりますので、満席になり次第締め切らせていただきます。
●お名前(ヨミガナ)
●所属先
●役職・肩書き
●ご連絡先(TEL・携帯・メール)
●『資源作物によるカーボンマイナスシンポジウム2020』申込希望と明記ください。
●3月シンポジウムへの申し込み有無
●講演者や主催者へのご質問など
※本シンポジウムでは、新型コロナウイルス感染症の感染予防及び拡散防止の対策を講じたうえで、開催する方針としております。参加される皆様におかれましては、手洗いや咳エチケットの徹底、マスク着用など厚生労働省で推奨されている感染予防策の実施とともに、37.5度以上の発熱のある方、体調のすぐれない方は参加をお控えいただく等、ご理解、ご協力を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
【お申し込み先】
一般社団法人 アグリデザイン研究所 担当:三和
h.miwa@ab.auone-net.jp
TEL:03-6452-2606
FAX:03-6452-2608
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